3歳の七五三、草履はまだ早い?歩きやすいブーツコーディネートと草履をはく際の注意点をご紹介!
2025/3/3

3歳のお子さまの七五三、可愛らしい着物姿は家族にとって忘れられない瞬間です。しかし、3歳のお子さまにとって慣れない草履での外出は、歩きにくかったり疲れてしまったりと、負担が大きいのも事実です。「絶対に草履をはかせなきゃダメなの?」「慣れない靴で写真撮影を嫌がったらどうしよう…」とお悩みのパパママのために、愛知県尾張旭市の【ハレこの日スタジオ】が、快適さとおしゃれさを両立させる、七五三の足元コーディネートをご紹介いたします。
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【1】3歳の七五三、草履はまだ早い?
草履は可愛いけれど2~3歳の子に履かせるには不安な点も

2~3歳のお子さまの足元事情
小さいお子さまにとって、七五三のお参りで草履をはくのは至難のワザ!とくに2~3歳のお子さまは、まだ骨や筋肉が成長過程にあり、歩き方が安定していないことも。普段はき慣れている靴と異なる草履は、お子さまにとって窮屈に感じるかもしれません。
特に、鼻緒を挟んで歩く草履はバランスを取るのが難しいため、長時間はいていると足の痛みや疲れを感じやすくなります。七五三のお祝いは、写真撮影や神社への参拝など、長時間歩く場面が多いもの。慣れない草履で無理をしてしまうと、せっかくの楽しい思い出も、お子さまにとっては辛い記憶として残ってしまうかもしれません。
そのため、2~3歳のお子さまの七五三では、草履にこだわることなく、はきやすい靴を選ぶのもおすすめです。お子さまの足の状態を考慮して、快適に過ごせる靴を選んであげることが、七五三を楽しく過ごすための大切なポイントです。
男の子は5歳、女の子は7歳で草履デビューするのもおすすめ
5歳と7歳は、3歳と比べて足の骨や筋肉が発達し、歩き方も安定してくる時期。個人差はありますが、草履をはいても比較的歩きやすく疲れにくくなります。また、5歳や7歳になれば、草履をはくことを「お兄さん・お姉さんになった証」として、前向きにとらえてくれるお子さまも増えるでしょう。
そのため、2~3歳のうちは履きやすい靴をチョイスして、5歳や7歳になったら草履デビューするのもおすすめです。
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【2】ブーツコーデで快適&おしゃれを両立させよう!
脱げにくくおしゃれなブーツで七五三を快適に

まだまだ草履は難しい…という2~3歳さんには、今はやりのブーツがおすすめ!レトロな可愛らしさでお着物との相性もよく、履きやすさもバツグンのコーディネートです。
ブーツなら歩きやすい!
ブーツは足首までしっかりとホールドしてくれるため、安定感があり、歩きやすいのがうれしいポイント。草履に比べてはきやすいブーツであれば、お子さまの負担も少なく、安心して七五三のお祝いに臨めます。
また最近では、着物にも合わせやすいデザインブーツも豊富に販売しています。可愛らしいレースアップブーツや、上品なショートブーツなど、お子さまのお着物に合わせたコーディネートを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ブーツ選びのポイント
- サイズ:つま先に余裕があり、横幅が狭すぎないものを選びましょう
- 素材:柔らかく、通気性の良い素材がおすすめ
- デザイン:着物の色やテイストに合わせて、シンプルなものを選びましょう
せっかくはきやすいブーツをチョイスしても、ブーツが足に合わなかったら元も子もありません。お子さまの足は成長が早く数ヶ月でサイズアウトすることも。普段履いている靴よりも0.5cm~1cm大きいサイズを選ぶのがおすすめです。寒い時期に厚めの靴下をはくことも考慮し、横幅に余裕のあるものを選びましょう。
次に素材選びです。柔らかく通気性の良い素材を選べば、長時間の着用でも蒸れにくくお子さまも快適に過ごせます。とくに硬い皮ブーツは、足に馴染むのに時間がかかり、足首部分がすれて痛くなることも。なじみやすく柔らかい合皮や布のブーツがおすすめです。
最後にデザイン選びです。着物の色や柄を引き立たせる、シンプルなデザインを選びましょう。マットなブラックやベージュの色味は着物にも合わせやすく、七五三のあとは日常使いもできますよ。
【ハレこの日スタジオ】のブーツコーディネート
愛知県名古屋市近郊の【ハレこの日スタジオ】では、伝統的なお着物から、ナチュラル系、レトロ系など、さまざまなテイストのお着物をご用意しております。それぞれのお着物の雰囲気にあわせたショートブーツとのコーディネートは、元気な2~3歳のお子さまに特に人気があります。
また、スタジオではお草履で撮影して、お出かけ衣装レンタルはブーツをチョイスすることも可能。お子さまが快適に七五三を楽しめるよう、フレキシブルに対応いたします。
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【3】草履をはく際の注意点とアイデア
ポイントをおさえてはけば、草履も痛くない!

「どうしても草履をはきたい!」というお子さまやご家族様のために、草履をはく場合の注意点とアイデアをご紹介します。
草履選びのポイント
- サイズ:かかとが少し出るくらいのサイズがおすすめ
- 鼻緒:柔らかく、幅広の鼻緒を選びましょう
- 素材:ソールが柔らかく、すべりにくい素材を選びましょう
2~3歳のお子さまに草履をはかせる際には、快適に歩けるように、いくつかのポイントを押さえておきましょう。まずサイズは、かかとが少し出るくらいのものがおすすめ。一般的に、草履は小さめにはくのが粋とされています。また、サイズが大きすぎると、草履が脱げやすくなるため注意が必要です。
次に鼻緒(はなお)選びです。柔らかく幅広の鼻緒を選ぶことで、鼻緒ずれを防ぎます。特に、初めて草履をはくお子さまには、細い鼻緒は要注意!鼻緒が細いと足の甲に力がかかりやすいため、靴擦れの原因を引き起こします。
最後に素材選びです。柔らかくすべりにくい素材を選びましょう。伝統的な草履は足になじむまでに時間がかかることも。最近では、ソールにクッション性のあるものなど、機能性に優れた草履もたくさん販売しています。お子さまの足に負担をかけにくい、お気に入りの一足を見つけてあげてくださいね。
草履をはくときの注意点
- 事前に何度か履いて、慣らしておきましょう
- 履きなれたスニーカーを持参し、こまめに履き替えましょう
草履をはく際は、ポイントをおさえてお子さまが快適に過ごせるようにしましょう。まず、事前に何度か草履をはいて、慣らしておくことが大切です。お子さまがなかなか履いてくれない…という場合は、鼻緒の部分を手で曲げたり伸ばしたりして、柔らかくしておきましょう。
七五三当日は、最初から最後まで草履をはいている必要はありません。神社にお参りにあがるときだけお子さまに草履をはかせて、その他の時間は、いつものスニーカーをはかせておくのがオススメです。
スニーカーをはく際は、お着物を傷つけないようマジックテープのものは避けましょう。マジックテープにお着物が挟まってほつれてしまう場合があるため、注意が必要です。
草履を可愛く快適にはきこなすアイデア
- 草履用のバンドを活用して歩きやすく
- 足袋型のソックスで快適に
- 親指と人差し指の間にばんそうこうを貼っておく
2~3歳のお子さまは、まだまだ足元のコントロールができないため、歩いていると草履が脱げてしまうことも。そんなときは、草履のかかと部分に装着できる「草履用バンド」を活用して草履を脱げにくくしましょう。長さを調節できるものや、ゴムタイプのものも販売されていますので、事前に購入して草履に装着しておきましょう。
草履をはく以前に、そもそも足袋(たび)が足になじまず、足首や指の間に痛みを感じるお子さまも多くいらっしゃいます。本格的な足袋をはいたことがないお子さまには、「足袋型のソックス」がおすすめです。「足袋型のソックス」は擦れやすい足首部分や指の間がストレッチ素材になっているため、足への負担を軽減できますよ。
さらに、指の間や鼻緒が当たる部分に「靴擦れ予防テープ」を貼っておけば、靴擦れ予防としてより効果的です。2~3歳のお子さまは、小さな靴擦れでも痛みを強く感じたり、やる気がなくなったりすることも。靴擦れを予防しておけば、より七五三を楽しめるでしょう。
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【4】おわりに
3歳の七五三は、お子さまにとってもご家族にとっても特別な一日。お子さまにぴったりな履物をチョイスして、快適に過ごせるようにしてあげましょう。愛知県名古屋市近郊の【ハレこの日スタジオ】では、履物の選び方から着付けやヘアセットまで、全力でサポートいたします。まずは、スタジオまで気軽にご相談ください。お子さまの健やかな成長を、心を込めてお祝いさせていただきます。
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